校庭の落ち葉

赤や黄色に色づいていた落葉樹の葉が、ほとんどなくなってきた。
時期的には遅いのだが、天気もよかったので、6年生の理科の時間に落ち葉の観察を行った。
6年生の理科は、「環境」がテーマだそうで、
落葉樹が腐葉土となり、次の生命を育てていく。そういう自然の営みを総合的にまとめることが学習の内容となっている。
今の6年生は昨年度の総合的な学習で、環境について調べたり発表したり、活動したりと、結構がんばってきた学年である。
一緒に水のビオトープを整備したり、校庭の樹木を調べたりもした。
卒業文集づくりも始まり、「卒業」が現実のものとなってきた彼らと、校庭を歩きながらカエデやイチョウの葉を観察し、気に入った葉をパウチして、「樹の葉のしおり」を作ることになった。
1枚は自分のもの。もう1枚はお世話になった誰かに贈るためのものとして、2枚作った。
こういう活動も総合的な学習の時間でおこなうことができるのだろう。
担任していれば、秋に収穫した「いも」でも焼きたいところである。

以前、担任していた子供たちが成人式を迎える。そういえば彼らとは、学校の裏山で、やきいもパーティをやったなぁ。
総合的な学習の時間はなかったけれど、環境に関する学習もしていた。
卒業記念に植えたコナラやクヌギは、実をつけただろうか?