キャリア教育

今日、教育評価講演会という研修会に参加してきた。
同僚に半ば強制的に誘われ、子供が所属している水球クラブの納会とバッティングしたのだが、そちらは妻に任せ、研修会に参加した。
恥ずかしい話だが、私は「キャリア教育」自体を理解していなかった。
「キャリア教育≒進路指導」ではなく、「キャリア教育⊃進路指導」であること。
子供の体験をいかに内在的に自覚させるかが大切であり、
体験を通して自己の成長に気づくことを支援する。
友達や周りの人に影響を受けている自分自身であることに気づくことを支援する。
体験を積み重ね、その体験を意図的に統合させることこそ「教育」であるということ。
そして、心に残った言葉が、
「『今』は未来への積み重ねである。」
であった。
子供たちにもっと自然体験を・・・と、思っていた私であるが、
「体験」は、目的ではなく、「手段」だということを改めて認識した研修会であった。

「個性の尊重とは、決して好きなことだけをさせることではない。」
この根拠を自覚した一日でもあった。